給与・人件費の仕訳練習(日商簿記3級)
給与は「総支給額を費用にし、天引き分を預り金にする」という構造さえつかめば安定して得点できます。会社負担と従業員負担の区別を練習で固めます。
給与・人件費の問題を解く(全12問)
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本番のネット試験そっくりの画面で、借方・貸方を入力して採点します。順番違い・書き方のゆれも吸収。登録不要・無料。
この分野で問われる主な論点
- 総支給額を費用にする:給料は手取り額ではなく総支給額を給料(費用)として計上します。そこから天引きした分を預り金として差し引きます。
- 預り金は負債:源泉所得税や社会保険料の従業員負担分は、会社が一時的に預かって後日納付するお金です。したがって負債(預り金)になります。
- 法定福利費:社会保険料のうち会社が負担する分は、会社自身の費用なので法定福利費として処理します。
- 納付時の処理:預かった税金や保険料を納付したときは、預り金(負債)を減らします。費用にはなりません。
よく使う勘定科目
この分野の問題で登場しやすい勘定科目です。勘定科目の一覧もあわせてご確認ください。
給料
預り金
所得税預り金
社会保険料預り金
法定福利費
立替金
現金
普通預金
福利厚生費
未払費用
つまずきやすいポイント
- 費用になるのは総支給額:手取り額ではない。天引きした源泉所得税や社会保険料の本人負担分は、会社が預かっているだけなので預り金(負債)。ここを取り違えると仕訳全体がずれる。
- 会社負担分だけが法定福利費:社会保険料は会社と従業員で折半する。会社負担分は法定福利費(費用)、従業員負担分は預り金。納付時はこの2つを合わせて支払う。
- 納付時に費用は発生しない(源泉所得税):預かっていた負債を納めるだけなので「預り金/現金・預金」で終わり。ここで費用を計上すると二重計上になる。
- 納付時に費用処理してしまうのが定番の誤りです。天引きした時点で費用(給料)は計上済みなので、納付は負債の減少だけです。
- 同じ社会保険料でも、従業員負担分は預り金、会社負担分は法定福利費と、行き先が分かれます。
- 手取り額から仕訳を組み立てないこと。まず総支給額を借方に置くのが型です。
よくある質問
給料は手取り額と総支給額のどちらを計上しますか?
総支給額です。総支給額を給料(費用)として借方に計上し、源泉所得税や社会保険料の天引き分を預り金(負債)として貸方に置きます。
預り金を納付したときは費用になりますか?
なりません。天引きした時点ですでに費用(給料)は計上済みなので、納付時は預り金(負債)が減るだけです。
法定福利費と預り金はどう使い分けますか?
社会保険料のうち会社が負担する分は法定福利費(費用)、従業員が負担する分は会社が預かって納付するだけなので預り金(負債)です。
給与・人件費の仕訳を調べる
解き方に迷ったら、取引ごとの正解仕訳を仕訳事典で確認できます。
まずは1問、打ってみる。
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