売掛金が普通預金に振り込まれたときの仕訳

売掛金が普通預金に振り込まれて回収できたときの仕訳を、売掛金(資産)を減らす理由まで解説。振込手数料が差し引かれた場合、よくある間違いも掲載。日商簿記3級対応・無料。

結論の仕訳
借方 金額 貸方 金額
普通預金 50,000 売掛金 50,000
ポイント

売掛金の入金 → 債権(売掛金)を減らし、普通預金を増やす。売上ではなく「回収」である点に注意。

なぜこの仕訳になるか

  • 普通預金(資産)の増加:口座に入金される → 借方。
  • 売掛金(資産)の減少:回収が完了し債権が消える → 貸方。

バリエーション

(a) 振込手数料が差し引かれて入金された場合

借方 金額 貸方 金額
普通預金 49,560 売掛金 50,000
支払手数料 440

当社負担の振込手数料を差し引かれた場合、差額を支払手数料で処理する。

(b) 手数料が差し引かれて入金された場合

借方 金額 貸方 金額
普通預金 49,670 売掛金 50,000
支払手数料 330

得意先が振込手数料を差し引いて送金してきたケース。売掛金は満額で消し、差額は自社の費用にする。

よくある間違い

  • 「売上」を計上する → 入金は回収であり、売上ではない(売上は販売時に計上済み)。
  • 売掛金を借方にする → 回収(減少)なので貸方。
  • 手数料を売掛金から直接引く → 当社負担分は支払手数料で計上する。
  • 入金額と売掛金の差額を放置する → 差額は支払手数料などの科目で必ず消し込む。
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よくある質問

入金は売上にならない?
なりません。売上は販売時に計上済みで、入金はその売掛金を回収しただけです。
手数料は誰の負担?
契約によります。当社負担なら支払手数料、先方負担なら満額が入金されます。
当座預金に入金されたときは?
科目が当座預金に変わるだけで考え方は同じです。
入金額が請求額と違うときは?
まず差額の原因を確認します。振込手数料の差引なら支払手数料、値引きなら売上のマイナス、一部入金なら残りを売掛金に残します。原因不明のまま仮受金にして放置しないことが大切です。

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最終更新:2026-09-27